
2021-10-01
アジャイルを知るためのリソース一覧
DX の文脈で突然登場する開発方法 アジャイル(Agile)。本記事では非エンジニアの方向けに概要が掴みやすい資料をまとめます。
アジャイル開発が登場した時点では, それ以前の開発手法の問題点に対する解決方法として提案された開発手法です。 現在までの Web アプリケーションフレームワークやクラウド環境の発達がさらに新しいプラクティスを誕生させています。
本来であればこの記事でまとめた情報発信ができれば良いのですが, なかなか難しいので資料の列挙にとどめます。
リソース
IPA 独立行政法人 情報処理推進機構 が公開している資料を中心に紹介します。
- PDF: アジャイルソフトウェア開発宣言の読みとき方
- アジャイルソフトウェア宣言 の解説書です。
- PDF: アジャイル開発の進め方
- アジャイルの手法のう, スクラムに関する資料です。
- 役割や仕事の進め方についてまとまっています。
-
アジャイル開発版「情報システム・モデル取引・契約書」
- スクラムをベースとした契約書雛形です。委託者受託者の役割についても丁寧に定義されています。
- PDF: スクラムガイド 2020年11月版
- スクラムに関する詳細な資料
私がアジャイルに触れてわからなかったこと
私がアジャイルに関して調べた時, 分かりづらい点がありました。参考までに列挙しておきます。
- Q. アジャイルのスクラムの関係は何ですか。
- A. アジャイル開発には複数の方法が存在し国内で主流なのがスクラム。体感では「アジャイル開発でやってます」のほとんどはスクラム。
- Q. システム開発はすべてアジャイル開発にすべきですか。
- A. 開発対象によって異なります。 2-3 ヶ月程度で完全に完成するようなプロジェクトや開発する機能が明確に決定できる帳票を中心とした社内システムには不要な場合がほとんどです。
- Q. まとめるとアジャイル開発はどう進めればいいのでしょうか。
- A. 開発プロジェクトの数だけアジャイル開発の形があります。スクラムをベースにエクストリーム・プログラミング(XP)プラクティスを導入する場合もあります。手法が目的ではなく迅速且つ柔軟にソフトウェアをユーザーや顧客に届けることがアジャイルです。